›2 26, 2010
Happy Session
3月13日に行われる"Happy Session"に向けて、ごくごく簡単にウナベツスキー場のホームページを作りました。
■ウナベツスキー場ホームページ■
http://www.unabetsu.jp/
このホームページは知床観光圏事業 にて作成しました
■第1回 ウナベツHappy Session 大会要項■
1.主催・運営 知床斜里町観光協会
2.後 援 知床観光圏協議会
3.協 賛 斜里町 斜里スキー協会
4.場 所 斜里町ウナベツスキー場 “よこ乗りハッピーパーク”
5.期 日 2010年3月13日(土)
6.競技内容 ハーフパイプ等を使ったセッションまたはワンメイクによるコンテスト
7.時 間 受付 9:00〜 9:30
練習 9:00〜10:00
競技開始 10:30〜
表彰式 14:00〜
8.参加費用 1,000円 (傷害保険料込)
9.種 目 ハーフパイプ等またはワンメイクを利用した演技
10. 賞 男女総合優勝者には豪華賞品
11.審 査 審査員による審査
12.申込方法 申込書に必要事項記入し、事務局まで郵送・FAX・メールをする
参加費は当日支払い
13.申込締切 2010年3月10日
—申込先—
■事務局 第1回ウナベツHappy Session実行委員会
〒099-4113 斜里郡斜里町本町29番地8
特定非営利活動法人知床斜里町観光協会 担当:青木
TEL0152-22-2125
FAX0152-23-6226
www.unabetsu.jp

ウナベツパークは大変ご盛況をいただいていていて、その影響だけではないでしょうがスキー場の入場者数も大幅に増えていると聞いています。身近なスキー場の活性化に少しでもお役に立てたことは嬉しく思います。
また、さらに嬉しいことは、パークが新しいコミュニティの広がりのなかで、ちょっとだけですが彩りを与えていることです。さまざまな方がBLOGや口コミでウナベツのことを話して下さり、それを見聞きして、さらに多くの方がウナベツに関心を持っていただく・・・そんな会話の中に「パーク」があることが、ウナベツスキー場を語る上での奥行きにつながっていることが何よりだと思うのです。


このパークの運営を語る上で欠かせないのは、久保君とかずや君というディガーの存在です。ディガーの2人の手による整備の行き届いたキッカーやハーフパイプは、見ているだけでもうっとりします。スキー場に現れた巨大なオブジェを見ているようですが、そこには「怪我をしないように」とか「みんなが楽しめるように」といった、文字通り丹誠が込められています。パークはどうしても入りにくかったり、近づきにくい雰囲気を作ってしまいますが、彼らのキャラクターがそれを許していません。誰もが楽しめ、土日には小学生たちが秩序良く楽しんでいる様子もしばしば見かけるようになりました。そういえば、ウチの保育所のチビも通いつめていて、キッカーでのジャンプは日に日に飛距離がのびています。

今回は"観光圏"という国の事業を観光協会が受託し、僕たちの手でプロデュースしたものですが、こうした人の温もりを感じるプロジェクトに育ったことが、何よりの収穫です。スキー場では多様なお客様に対応できるよう、新たなリフト券の発売や、スキークロスコースを造ったりと、これまでになかった動きがあります。「ウナベツスキー場は変わった」と町民として胸を張って言えますし、多くの人がそう感じてくれているようです。
エコツーリズムだけではない知床も、ぜひ!

≪続きを隠す
›4 26, 2009
オーガニックな時間と観光圏
知床(斜里町、清里町、標津町、羅臼町)は観光庁より平成21年度新規観光圏整備実施計画の認定対象地域に選ばれました。昨年末から怒濤のような会議と事務局が精力的に資料作りをこなしてくれ、何とかこぎつけたものです。僕も自分が企画を出した5つほどのプロジェクトを担当することになると思います。
その知床観光圏の事前打合せで網走へ。5つのプロジェクトのうちの1つ、「ホーストレッキングルート(パブリック・ブライドルウェイ)の開発」です。詳細が決まりましたらまたお知らせしますが、今日お話ししたいのはそのお手伝いをお願いする高谷弘志さんです。
高谷さんとは古いおつきあいで、僕が知床に来たばかりの頃、そして彼がJTBの支店長だった頃にさかのぼります。当時まだ事業をはじめたばかりで、観光業界のことがよくわかっていない僕にいろいろと指南していただいた一人。そんな彼はその旅行業界の中にありながら、業界のオルタナティブを明確に僕に示してくれていました。つまり「発地型から着地型へ」という、今、もっとも注目されている流通革新の必然性を当時から唱えていらっしゃいたのです。
現在の旅行業界は旅行会社にとって多くのお客様がいる旅行の出発地のニーズを吸い上げ、それに合う旅行を現地と一緒に作っていくという「発地型」の旅行商品流通が主流です。「一緒に作っていく」と言うと聞こえが良いですが、結局はお客さんのニーズに合わせて現地の受け入れを変えていくことになるわけで、場合によっては地域の文化や生活を無視した商品が出来上がってしまうことが問題を引き起こしています。例えば都会の人が誰でも憧れるであろう、TVに出てきそうな漁港で捕れたての魚の入った鍋を現地の人とつつく・・・みたいな食事を期待されても、地元ではああいったシーンははっきり言ってよっぽど特別な時にしかありません。それはそれはとても特別で、縁起を担いでいるのでそうそう簡単に旅行者を受け入れることができるものではありませんし、マネごとをやると魂を売ることになります。
ここまで深刻なことではなくても、例えば旅行会社が画一的に行うアンケートは良くも悪くも地域サービスの違いを均一化し、北海道で言えば「海の無い山奥のホテルでもカニが出る」という事態を引き起こしています。これは、受け入れ側にも問題はありますが、つまり出発地の発想ではあまりにも情報の精度が低く、各地域の習俗を反映することができないという反省が、今、旅行業会を「着地型」に転換させようと言う動きに結びつけています。
高谷さんは、まだ「着地型」という言葉が無かった当時に、「旅行会社の支店の仕事は、近郊の旅行者が東京などに行く出張パックを売るのではなく、地域の情報を集める機能と、それを地域の現状にあった商品として作り上げ、それを東京などの発地にホールセルするべきではないか。」と、地域のホテルやアウトドア施設を隈無く回り、支店がパッケージした商品を発地の本店に売ろうとしていました。これは、まさに今、研究者や業界が模索している大型エージェントの着地型モデルの典型です。これをやるしか、今ある大手旅行会社は生き残れないと言われていますが、高谷さんはそれを支店のレベルで15年も前からやっていたのでした。
しかし彼は「50歳まで自分が生きていたら、人生を変えると決めていたんだ!」とあっさりJTBを退社し、同時に札幌から家族を呼び寄せ網走に移住。50坪の家庭菜園や鵜骨鶏の肥育、果樹栽培などを行いながら、旅行業の経験や乗馬、カヌーと言った趣味・幅広い活動を活かし「広域的なひとづくり・まちづくり」に日々奔走しています。そんな高谷さんとは、2004年に一緒に「東オホーツクシーニックバイウェイ」を立ち上げ、観光のオルタナティブを迎え撃てるだけの地域力をつける取り組みを進めてきました。生活がベースにあることは、地域の実情を肌感覚として理解できます。まだまだですが、こうして観光庁の事業をこなしうるネットワークができているだけでも成果です。
でも、高谷さんも僕もやることが早過ぎるキライがあります(苦笑)。実は、知床でのホーストレッキングも以前からやっていて、一度「女満別空港から知床に行くまで2泊3日かかる、馬と自転車と歩きのツアー」をやったことがあるのですが、環境にもチョー優しいこの企画、誰もが大絶賛でしたが、同時に誰もが「これじゃあ、商売には向かないな。」と、もろくも一度きりの企画でした(僕にはこういうやって消えていった企画がたくさんあります(涙))。そんな湯水のように溢れ出るアイデアを、二人で話している時間はとても幸せな時間です。
打合せは早々に、高谷さんの土地の元地主さんの農家を訪問しました。網走のはずれの名も無い谷に、とてもとても手入れの行き届いたサクランボ畑が広がっていました。パラボラアンテナのような、太陽の光を効率よく浴びるカタチに美しく剪定されたサクランボの木は、その地主さんを慕って集まる多くの人によって、長い年月をかけ手入れされてきた品格のようなものが漂っていました。高谷さん自身も時々、手入れを手伝い、枝を焼き、そこで集まった人達とお茶を飲む時間を大切にしているそうです。
そんな、オーガニックな時間からパワーの源は生まれます。観光圏という事業が、ここに暮らす人のライフスタイルから滲み出るようなもてなしへと発展しますように。
≪続きを隠す
›3 02, 2009
漠然のチカラ
Posted by Tatsuya at
22:20 /
Category:
Scenic Byway
/
1 Comments
先週末はシーニックバイウェイの年に1回の報告会。東オホーツクシーニックバイウェイフォーラムという、お題は硬いが、活動に参加している地域の小さな活動団体の小さく地味ながらも骨太の活動に触れられる、毎年楽しみな集まりです。
毎年、15ぐらいの活動団体が5分リレーで次々と活動報告をする方式をとっていますが、これがとても面白いのです。講演なんて30分も聴いていると飽きてもくるのですが、さまざまなテーマがテンポよく話されると、1時間なんてあっという間に過ぎ去ってしまいます。そして、なもない小さな団体の地道な活動を寄せ集めていくと、何となくおぼろげな全体像が浮かび上がってくるように思えるのは僕だけなのでしょうか?
シーニックの活動で悩んでいるのは、40以上ある団体の横のつながりを作ること。これは口で言うのは易しですが、実際にはメールがない団体さんもいるし、FAXすらおぼつかないご年配ばかりの団体もあります。しかも、一つ一つの活動は、例えば「道路脇の植栽を、苗ではなく種からできないかの実験」とか「エキノコッックス根絶のために、キタキツネに虫下しのソーセージを撒き続けている」といった、それ自体が地味で、正直言って興味がわかずに、お互いが関わりを作っていけない、という状況なのです。
行政主導の活動であれば、それらを一堂に会してわざとらしい会議をしたり、ワークショップを開いたりして、何となく横のつながりを作ったような気になり、それでお茶を濁すという場合が多いですが、民間同士の集まりではそうした集まりのための集まりみたいなことはしません。せめて会合のミッションやゴールを示すことはするかもしれませんが、まち作りには一朝一夕のゴールなんてないということを既に構成する団体のみんなが共有しているので、東オホーツクシーニックバイウェイでは、そうしたわかりやすい落としどころは作らないようにしているのです。
このやり方が定着するまでに随分と時間を費やしましたが、3年もやっているとそこらへんがこなれてきて、参加者は短いリレー講演を聴き、ぼんやりとした全体像を敢えて曖昧に捉え、一人一人の解釈と解釈が化学反応をおこし、新しいアイデアや活動が生まれてきます。東オホーツクシーニックバイウェイの凄いところです。
≪続きを隠す
›6 10, 2006
今年は宝探しの旅だ!
Posted by Tatsuya at
11:56 /
Category:
Scenic Byway
/
2 Comments
/
0 TrackBack
シーニックバイウェイがますますパワーアップだ。
北海道でスタートしたシーニックバイウェイ制度。「シーニック=絵になる風景」「バイウェイ=わき道」というわけで、国土交通省北海道開発局が道路を柱とした周辺の市民活動を応援しようという制度だ。一口に「市民活動」といっても、人の活動はそれぞれが単体で完結するということはありえない。行政主導ではないこの制度は、市民活動の自発的な発案と相乗効果を大切にしている。そのおかげで、思いもよらず自己発展を遂げ、何と今年度からは「日本風景街道~シーニックバイウェイジャパン」として、国交省の全国プロジェクトとなった。まあ、ちょっとお国の方はお堅いのだが(失礼!)、誰もが大好きなドライブを楽しんじゃおう、「道を通して人と人がつながる」というワクワクにもう一度スポットを当てようというシンプルなコンセプトは、これからの行政の地域コンセンサスのモデルケースとなることは間違いない。僕自身も、知床に集中しすぎる観光客の積極的な広域分散の戦略を作るために、東オホーツクシーニックバイウェイ連携会議の立ち上げに携わり副代表を務めている。知床の観光客集中緩和対策のなかで有効なサポートだと思っている。
そんな、シーニックバイウェイでこの夏「宝探しの旅(トレジャーハント)」がはじまる。クイズラリーに答えながら、シーニックバイウェイお勧めの「わき道」へと旅人を誘う。僕は東オホーツクの知床の出題担当…。子供でも答えられるというコンセプトなので設問はいたって簡単。だけど僕たちが見てもらいたい、体験してもらいたいバイウェイに行かなければ答えられないことや、行きたくなるような設問もある。
レンタカー会社によっては東オホーツクシーニックバイウェイのマップで取り上げたポイントがカーナビにセットされていたり、道路の電光掲示板にも「シーニックバイウェイ」の表示もあったりと、この夏、知床にレンタカーなどでいらっしゃる方は、是非シーニックバイウェイ~絵になるわき道を意識してみてください。
≪続きを隠す
›7 12, 2005
先住民族エコツーリズム〜モデルツアー
モデルツアー当日、前の晩OKIさんのライブの打ち上げで全員飲みすぎみんなが起きられるか心配したが、さすが今日は気合の入り方が違う。僕もポンペさんに頼まれた伝統的なハーブティーを煎れ、資料をコピーしてから集合場所の酋長の家に駆けつけた。
心配していた空模様もちょうど良い程度の曇り空で、絶好のモデルツアー日和。参加者は東京から6人、地元標津から2人、網走から1人、札幌から1人で定員一杯、それと同じぐらいの数の関係者と報道陣というアットホームな雰囲気。僕の方からスケジュールのご案内と注意事項などの事務連絡、そして代表である梅沢さんの挨拶、皆さんの簡単な自己紹介を終えて、早々にポンペさんにバトンタッチ。
さっそく、「今日一日の無事を祈ってお守りを作りましょう」とポンペさんが予め用意してくれていたヤナギで作ったミニチュアのイナウのようなものと、中空の茎、麻ひもを各自に渡し、かわいいネックレスを作った。ステキ。
車に分乗して先ずはチャシのあとに向かう。チャシから少し離れたところがスタート。ここから見ると海岸線にあるチャシの特徴がよくわかる。そして、振り返ると、海岸線には多くのチャシがあることも一目瞭然だ。
これから向かうチャシの上はとても狭そうに見えるが、20分ぐらいいたつもりが1時間もたってしまうような何だか時間軸がズレているような不思議な場所。戦争にも使っていたような砦のあとでもあるので、登るには少し苦労がいる。登ってまもなく黒曜石の矢じりを見つけた。あまりのGoodタイミングに「仕込んであったんじゃないの〜?」という冗談が出るほど。違うって〜!
登りはかなり急なので、前日中に西原君がザイルを張ってくれた。でも参加者からは、「登りにくいなら登りにくいでいいじゃない。ザイルとかはなくてもいいよ。」という意見と「と〜っても助かった!」という両方の意見。いずれにしても登るのにはちょっと無理がある。
登りはじめにポンペさんはそこらへんにたくさん生えているイタドリを切って、ひとりひとりに笛を作ってくれた。「クマが来ないように、みんなで吹きながら登りましょう。」切った長さによって音が違うので、ピーとかポーとか鳴らしながらがけをよじ登る集団はとっても異様で笑える。加えて、ときどきポンペさんがエゾニュウで作ったディジュリドゥで「ヴウォーッ!」とやるので、笑いが止まらない。すでにポンペワールド。
登りきるとそこには下から見上げたのでは想像もつかないぐらいの広い森が広がっている。高度にしてだいたい55mぐらい。100mは登ってきたような気分だ。ポンペさんは、これから先祖の家々に土足で入り込むわけだから、そのお詫びと道中の無事をお願いする意味でオンカムイ(祈り)をしましょうと、その所作を全員に指導する。いつも思うけど、この動作って本当に北海道の自然にぴったり。僕は、何かと個人的にもオンカムイの所作をするが、ホント涙が出るほどステキな動きだ。
チャシには竪穴式住居のあとがたくさん残っている。深いものだと2m近く掘り下げてある。その穴の真ん中には必ず石が複数置かれていて、ポンペさんは「かまどのあとだと思う」と言っていた。きちんと玄関があった場所から、5人ずつが順番に住居跡に入る。関係者は報道陣は入らなかった。周りから眺めていると5人の輪でポンペさんが何を話しているのかは全く聞こえなかった。でも、何だかそれぞれのグループごとの秘密のようで、ちょっとうらやましい。何の話をしていたの?
ツアー中盤、ポンペさんが「かつては恐らく広場にしていた…」という場所で、アイヌ民族に伝わるハーブティーでティータイム。シソ科の植物を乾燥させたものを煎じて、渋み付けにキハダの皮を少し入れただけの簡単なもの。冷たいのと暖かいのを両方用意して飲み比べてもらう。ん〜どちらも美味!
そのあとは余興のようにポンペさんの楽器演奏や(トンコリや太鼓持参…というところがお茶目)質問コーナー。とても深い話までできて楽しかった。
昼食をはさみ、午後はワークショップ。ポンペさんは、流木でトンコリを作ろうと初日に木を海岸で拾ってきた。そして、何と酋長の家の梅沢さんの奥さんもアイヌキルトを教えてくれることになった。ハワイアンキルトの人気が高いこともあり、女性から「アイヌ刺繍がやりたい」という要望をよく聞いていた。梅沢さんもずっとやりたいと思っていたとのことで、ちょうど材料が全てそろっていたところで、とても喜んでやってくれた。ポンペさんのアイデアで酋長の家の前でやっていると、案の定、見物人がたくさんやってくる。参加者はちょっと優越感。出来上がった作品は素晴らしく、特にトンコリは壊さないように空港でも持ち込み荷物にしていたが、それを手にしている姿がとてもかわいかった。ウチのツアーでもしばしばやるリースを持ち帰るときのよう。ステキなお土産。
かくして、3日間のイベントは無事に終了。同時にアンケートが集まってきているが、いろいろな課題も持ち上がってきている。これから、徐々に作り上げていくこと、そしてそれ以前に多くの先住民族と課題をシェアすること、そして祈りをささげることの全てに取り組んでいかなければならない。
ご意見お待ちしております!
≪続きを隠す
›7 07, 2005
先住民族エコツーリズム〜“魔”
小野先生を中標津空港で迎え、シンポジウムの会場である知床グランドホテルに到着すると、大学の軽音楽部のような大音響が駐車場に響いていた。そういえば、結城さんたちの車にアンプがいくつも積まれていたけど、今日使うやつだったのか〜
リハの会場ではすでに結城さんたちはハイテンション。打ち合わせに打ち合わせを重ねたワリに、当日やることが何なのだかさっぱり把握できていない。どうやら、シンポジウムのときにライブやポエトリーリーディングをやりたいとのことだった。小野先生もすっかりノリノリで、もうすでに操縦不可能な状態に。そのままの勢いで記者発表を終え、シンポジウムへと突入した。
結城さんは数日前に、
「あとから決まったんだけどさ〜2日の日に函館でカムイノミに呼ばれちゃってさ〜1日のシンポジウムは最後までいられないんだよ〜」とまたまたドタキャンすれすれ。カムイノミは一度やったら死ぬまでやめられないのだそうだ。
「もちろんそれも大切だけど、シレトコも大切だから、夜行で帰るよ。どこかまで送ってくれない?」
夜中じゅうドライブをして、その日の夜にまた夜行で帰るなんて…タフというか何というか…。結城さんはいろいろなカムイに引っ張りだこなので、いつも何かをやるときはこんな感じだ。美幌の夜行バスに結城さんを乗せるまで気が抜けない。恐いな〜こういうスケジュール。事故が起きないように…。
不思議な話しだけど、こういった魂のこもったイベントをやるときは、いつも直前に小さな事故が起きたり、あとからいくつものスケジュールが詰め込まれたり…と神様が何かといたずらをする。そういう状況になると「イベントやめようかな…。」と弱気に思うのだが、結城さんがアメリカインディアンのリーダーから聞いた話によると、こういったスピリチュアルな取り組みに対して神様はそれに関わる人たちの腹を確認するためにこういったいたずらをするのだそうだ。それでやめてしまうならそれまでのこと。今回も直前に梅沢さんや結城さんがお釜を掘られたり、いろいろなことがあった。「でも、それでもやるぞ!」という気迫がSIPETRUの面々にみなぎっていた。それぐらいのパワーがないと余計な魔をはねつけることはできないのかもしれない。
会場には60人以上のお客さんが来てくれた。結城さんたちのパフォーマンス、小野先生のポエトリーリーディング、ポンペさんの歌、トークセッション…どれもアットホームだけど、熱い思いがあふれ出ていた。「バンド形式でのパフォーマンスが一番やっていて楽しい。」と早坂さんが言っていたが、楽しんでやっていることが一番パワフルだ。
結城さんは何度も「歴史的な一歩」ということを言っていた。今までこういったことをやりたくてもやれなかった、アイヌコミュニティの事情を聞けば聞くほど、確かに画期的な出来事かもしれない。この「画期的感」を共有する人にとっては興奮のイベント初日だ。
イベントのタイムキープが素晴らしく、結城さんは余裕を持って美幌から夜行バスに乗ることができた。でも、踊りのときに脱いだ靴が会場に残っていた(笑)。「裸足で函館に行ったんじゃないの?」とみんなで笑っていると、OKIさんたちが到着。そのまま翌日のコンサートの前夜祭に突入。明日のライブは僕が考えているほど集客が伸びずちょっと心配…。つづく…
≪続きを隠す
›6 30, 2005
世界遺産と先住民族とスピリット
明日7月1日から3日まで、世界遺産記念3日間連続イベント「世界遺産と先住民族とスピリット」を開催します。みなさま奮ってご参加ください!
→北海道新聞さんが取り上げてくれました
7月1日(金)
シンポジウム「シレトコのレラ(風)を聴く〜先住民族のエコツーリズム」
〜アイヌ民族自らてがける先住民族エコツーリズムをご紹介します
■場所:知床グランドホテル 大会議室「オホーツク」
■日時:2005年7月1日 20:00〜21:30
■ゲスト:
小野 有五(北海道大学教授)
石井ポンペ(社団法人北海道ウタリ協会札幌支部札幌ウポポ保存会副会長)
結城幸司(アイヌアートプロジェクト代表)
■内容:
・トンコリ・ムックリ演奏 (石井ポンペ)
・アイヌ民族の伝統的カヌー復元プロジェクト
〜ハワイでの取り組みのスライドショー
(アイヌアートプロジェクト結城氏)
・知床での先住民族ツーリズムの可能性トークセッション
(小野有五・結城氏)
■主催:NPO SHINRA・シレトコ先住民族エコツーリズム研究会(SIPETRU)
■協賛:日本経団連自然保護基金 東オホーツクシーニックバイウェイ連携会議
■後援:北海道開発局網走開発建設部
7月2日(土)
OKI TONKORI TOUR DUB AINU BAND
オキ/ニューアルバム“トンコリ”リリースツアー2005
〜樺太アイヌの伝統的な楽器「トンコリ」の第一人者でアイヌ民族の
OKIによるコンサート
■場所:斜里公民館 ゆめホール知床
■日時:2005年7月2日(土) 会場18:30 開演19:00
■料金:大人 前売り¥2,000/当日¥2,500
小中高生 前売り¥1,000/当日¥1,500
■主催:sastro
■企画制作:sastro, ChikarStudio
■共催:Radio Kisar, Tam Tam Lonloke
7月3日(日)
聖地巡礼〜アイヌ民族と歩くモニターツアー
〜先住民族の遺跡「チャシ」を中心にアイヌ民族のガイドと一緒に森歩き
■場所:シレトコの森 (集合場所:ウトロ温泉・酋長の家)
■日時:2005年7月3日(日) 9:00〜15:00
■料金:大 人 ¥2,000(モニター価格※)
子 供 ¥1,000(モニター価格※)
※先着10名様
※ご参加された皆様にはアンケート等にお答えいただきます
■主催:SIPETRU NPO SHINRA
■協賛:日本経団連自然保護基金
≪続きを隠す
›6 24, 2005
シレトコ先住民族エコツーリズム研究会
プレスリリース
世界自然遺産知床〜先住民族がエコツーリズムを開始します
記者説明会を開催します
日時:7月1日 17:00〜 場所:知床グランドホテル
SIPETRU/シレトコ先住民族エコツーリズム研究会は7月1日、世界自然遺産としての登録が目前となっている知床・斜里町で、アイヌ民族によるエコツーリズムの可能性を探るシンポジウムを開催します。アイヌ民族の伝統的な歌や踊りの紹介をはじめ、ハワイでの先住民族によるエコツーリズムへの取り組みなどをスライドを交え紹介するとともに、北海道大学院の小野有五教授とアイヌアートプロジェクト代表の結城幸司氏によるトークセッションも行います。
知床半島はIUCNの勧告を受け世界自然遺産に登録される見通しですが、IUCNの評価書の中には管理体制へのアイヌ民族の関与の必要性についても触れられています。SIPETRUでは5月、他のアイヌ民族のグループと共に環境省やIUCNなどに対して、知床世界遺産管理におけるアイヌ民族の関与の重要性を訴える意見書を提出しており、IUCNの評価書はそれらの意見書を反映したかたちとなりました。さらにSIPETRUの調査によると知床には「チャシ」と呼ばれる先住民族の遺跡が多数現存しており、樺太アイヌや北海道アイヌといったいくつかの民族が、それらを聖地のように語り継いでいることも明らかとなってきております。そんな中SIPETRUでは多くのアイヌ民族のグループと協力し合いながら、現代を生きる先住民族文化を、エコツーリズムを通して広く情報発信していきたいと考えています。 この取り組みは去る6月23日、環境省知床エコツーリズム推進協議会においても発表され、知床でのエコツーリズム推進にあたり先住民族の自然観や知恵を参考にしていくことが確認されております。
なお、翌2日はアイヌ民族で樺太アイヌの伝統的な楽器「トンコリ」の第一人者OKIによるライブコンサートが同じくゆめホール知床で開催されます。また、3日には札幌のアイヌ民族によるモデルエコツアーも実施され、世界遺産地域での先住民族の活動の機運を高めます。詳細は下記事務局までお問い合わせください。
1.取り組みに関するお問い合わせ(事務局)
SIPETRU/シレトコ先住民族エコツーリズム研究会
Shiretoko Indigenous People Eco Tourism Research Union
(“シペル”=アイヌ語で「大きい・川・道」)
北海道斜里郡斜里町ウトロ東284 NPO SHINRA内
SIPETRU事務局 藤崎・西原
TEL:01522−2−5522
FAX:01522−2−5524
http://www.shinra.or.jp/sipetru(7月1日公開予定)
sipetru@shinra.or.jp
2.世界遺産記念3日間連続イベント
「世界遺産と先住民族とスピリット」のご紹介
7月1日(金)
シンポジウム「シレトコのレラ(風)を聴く〜先住民族のエコツーリズム」
〜アイヌ民族自らてがける先住民族エコツーリズムをご紹介します
■場所:知床グランドホテル 大会議室「オホーツク」
■日時:2005年7月1日 20:00〜21:30
■ゲスト:
小野 有五(北海道大学教授)
石井ポンペ(社団法人北海道ウタリ協会札幌支部札幌ウポポ保存会副会長)
結城幸司(アイヌアートプロジェクト代表)
■内容:
・トンコリ・ムックリ演奏 (石井ポンペ)
・アイヌ民族の伝統的カヌー復元プロジェクト
〜ハワイでの取り組みのスライドショー
(アイヌアートプロジェクト結城氏)
・知床での先住民族ツーリズムの可能性トークセッション
(小野有五・結城氏)
■主催:NPO SHINRA・シレトコ先住民族エコツーリズム研究会(SIPETRU)
■協賛:日本経団連自然保護基金 東オホーツクシーニックバイウェイ連携会議
■後援:北海道開発局網走開発建設部
7月2日(土)
OKI TONKORI TOUR DUB AINU BAND
オキ/ニューアルバム“トンコリ”リリースツアー2005
〜樺太アイヌの伝統的な楽器「トンコリ」の第一人者でアイヌ民族の
OKIによるコンサート
■場所:斜里公民館 ゆめホール知床
■日時:2005年7月2日(土) 会場18:30 開演19:00
■料金:大人 前売り¥2,000/当日¥2,500
小中高生 前売り¥1,000/当日¥1,500
■主催:sastro
■企画制作:sastro, ChikarStudio
■共催:Radio Kisar, Tam Tam Lonloke
7月3日(日)
聖地巡礼〜アイヌ民族と歩くモニターツアー
〜先住民族の遺跡「チャシ」を中心にアイヌ民族のガイドと一緒に森歩き
■場所:シレトコの森 (集合場所:ウトロ温泉・酋長の家)
■日時:2005年7月3日(日) 9:00〜15:00
■料金:大 人 ¥2,000(モニター価格※)
子 供 ¥1,000(モニター価格※)
※先着10名様
※ご参加された皆様にはアンケート等にお答えいただきます
■主催:SIPETRU NPO SHINRA
■協賛:日本経団連自然保護基金
≪続きを隠す
›6 12, 2005
OKI TONKORI TALKING
OKIさんのインタビューの配信を始めました。
→Radio Kisar"OKI TONKORI TALKING"
›6 08, 2005
Air’Gとのコラボ
Radio Kisarの「オホーツクの音さがし」の楽曲が今度はナレーションCDに…
Air’G、Radio Kisar、シーニックバイウェイのコラボ!
「Scenic Byway Hokkaido vol.1」
2枚組み ¥1,000(消費税含む)
・original tracks 14曲
・Radio Kisar Sampler〜Scenic Byway Hokkaido edition〜5曲
※ ブックレットルート写真集、ルートマップ付き
2枚組みのこのCD。1枚目はシーニックバイウェイとして認定された3ルートの魅力を、Air-Gの水元かおりさんがナビゲート。「オホーツクの音さがし」の優秀作品から4曲を収録。CD版「世界の車窓から」といったところ!?北海道に来る前に、きれいな写真を眺めながらイメージを膨らますには最高!
2枚目はRadio Kisar Sampler〜シーニックバイウェイエディション。「オホーツクの音さがし」の中からドライブにあいそうな楽曲をセレクトして5曲を収録。知床の夜明けから夕日までをイメージしました。盤面のサイケなオオワシも素敵だぞ!
Air’GのシーニックCDの製作チームの間で、「オホーツクの音さがし」の音源が話題となり、あれよあれよという間にCDのコラボ制作が決定。さらに彼らからの「〜音さがし」応募アーチスト達へのRespectの意味もこめて、Radio Kisar Samplerのシーニックエディションを追加CDとして作ってくれないかというありがたい申し出。でもこの話をいただいたのが4月の下旬にもかかわらず「5月末には納品したい」とのことで、例によって怒涛のスケジュール。選曲から作家さんへの交渉、追加CDのマスタリングから盤面デザインまでをほとんど2週間で仕上げる。つくづくチームRadio Kisarのプロ集団の底力には感心する。
「オホーツクの音さがし」ではニコルさんやOKIさんが選んだ8曲以外にも、本当に素晴らしい楽曲がたくさんあって、何かの機会にもっと紹介したいと思っていた。今回たまたまこうしたかたちでCDとして世に出すことができたのは本当に嬉しい。今後もKisarの番組などを通して、どんどん紹介していきたいと思っている。ちなみに、RadioKisarの音楽番組「アンコロウポポ」(アイヌ語で「みんなのうた」という意)では、現在優秀作の1曲も紹介している。まだ聴いていない方は是非聴いてみてください。
≪続きを隠す
›5 31, 2005
知床世界遺産確定〜コメント
シーニックバイウェイのセッションに参加するため札幌に出張。二日酔い気味でモントレーで朝食を終えエレベータに乗ったところで、北海道新聞の記者から電話。「IUCNが『知床を世界遺産登録すべき』という報告書を提出すると、大臣から記者発表がありました。」とのこと。
「ほげ?」
ボケボケな頭ではまったく状況が理解できず、記者さんに丁寧に状況を説明してもらってようやくコメントする。すげ〜…世界遺産になっちゃうんだ…。以下、知床の世界遺産化確定に当たってのコメントです。
知床の自然に心底惚れこんで東京から移住までした私にとっては、世界的な遺産といわれて「当然」と思うのがまず本音です。そして、この知床のすばらしさが世界に届くきっかけができたことは喜ばしいことと思っています。が、いくつか申し上げたいことが、個人的にはとても深刻なこととして残っています。
私はNPO SHINRAの代表として、そしてウトロの自治会が中心となって組織した「ウトロ地域自然保護と利用に関する協議会」の事務局長として世界遺産登録に向けてのさまざまな意思決定プロセスに参画してきました。そこで一貫して提言してきたことは、地域や小さな活動団体が自発的に知床の世界遺産管理に取り組める枠組みをしっかりと作ること、加えて先住民族であるアイヌ民族が意味あるかたちで主体的に管理に参画できるようにすることの2点でした。
NPO SHINRAは96年から藤崎が個人的に始めていたネイチャーガイドサービスを発展的に継続させるために98年に設立しました。当時は誰でも歩ける森を、お金を払ってガイドをつけるなどということはまだまだ一般的ではなく、自然地域として大切な役割を担うネイチャーガイドサービスを定着させること自体をミッションとして、旅行会社などと商品開発や監修を手がけてきました。時流もありガイドサービスは今や知床ではなくてはならないものとして定着し、知床をめぐるいわゆる"定番ツアー"には必ずといって良いほどウトロのネイチャーガイドが同行するまでになりました。このネイチャーガイドは今では国立公園内の集中利用の緩和や、滞在型観光促進、自然界の危険からお客様を回避させる役割の担い手として改めて注目されています。特に危険回避については昨年、新聞などでも取りざたされましたが、ネイチャーガイドが引率するお客様と、添乗員が引率するだけのお客様とのヒグマ遭遇時の反応や対応は明らかに違っています。昨年はたまたまShinraのスタッフがそれを実証をする形になりました。集中利用の分散については、私は北海道開発局との協働で広域の観光戦略作りを「東オホーツクシーニックバイウェイ」として、エリアを取りまとめる連携会議を設立しとり組んでいます。→過去のシーニックバイウェイに関する記事
同時にレンジャーよりもフィールドにいる時間の長いガイドたちは、時には行政の行っている自然保護管理に注文をつけることも重要になってきます。その一環として昨年度、IUCNのガイドラインである"Sustainable Tourism in Protected Areas"の日本語訳・出版を手がけ、邦題『自然保護とサステイナブルツーリズム』として、今年の4月より平凡社から店頭販売されています。管理サイドが観光を自然保護上必要不可欠なものとしてとらえる一方、観光にとっても自然保護が重要だという点を抑え、実践的なガイドラインを示しています。私たち民間は管理サイドとは連携しながらも、適度な距離を保つ独立した個人・組織でい続けることが必要です。このガイドラインでも示されている通り、環境省などの管理サイドには、ガイドのみならず地域の民間活動団体との対等な会話と世界遺産管理への市民の自発的な参加を奨励する仕組みを構築していただきたいと思っています。
次に、北海道からの世界遺産であるにもかかわらずアイヌ民族が管理体制に参画していないことはとても残念です。世界中の自然遺産地域では、先住民族の関わりを丁寧に検討していますが、知床ではそういった検討は一切なされませんでした。僕も管理計画策定の段で、先住民族の項目の必要性を訴えましたが、管理計画にはいわば「過去のこと」としてしか触れられていません。アイヌ民族のあいだに今なお残る自然の中での知恵には、知床の世界遺産管理にとって有益な情報がびっしり詰まっています。今後、彼らの知恵を取り入れる努力をしたいものです。管理計画策定に当たっては、当時の担当者はとても頑張ってくれましたが、より北海道の事情を知っている行政機関等による後押しと具体的な提案を期待したいところでした。アイヌ民族のコミュニティからの提言が時機を逸してしまっていたことも否めませんが、それにはそれ相応の事情があります。そういった事情を深く理解する人による、先住民族/アイヌ民族の世界遺産管理参画への道を、他の利害関係者のためではなくアイヌ民族自身のアイデンティティ確立につなげるために切り開きたいと思っています。
NPO SHINRAでは地元のアイヌを中心とした「シレトコ先住民族ツーリズム研究会」の設立のお手伝いをし、先日、環境省とIUCNに添付のようなレターを提出しています。(→添付)エコツーリズムを入り口として知床のような自然保護地域における先住民族や地域文化の役割提言のお手伝いをしていきます。
→過去の世界遺産関連の記事
→過去の先住民族関連の記事
≪続きを隠す
›5 11, 2005
シーニックバイウェイ東オホーツク
Posted by Tatsuya at
01:02 /
Category:
Scenic Byway
/
0 Comments
/
1 TrackBack
おかげさまで昨日、東オホーツクシーニックバイウェイ連携会議がシーニックバイウェイ北海道のルート認定を正式に受けました。ありがとうございます。
→毎日新聞
→過去の記事
知床の世界遺産化を受けて、僕が心配することのひとつは知床半島への観光客の集中です。それに対して何らかの制限は必要ですが、いくら自然保護地域だからといって観光地としてお客様を気持ちよくもてなす役目を担う地元として、自然保護行政が行いがちな失礼な入域制限があってはならないと思っています。それに対しては"小さな知床"としてはウトロのまちづくりを通して計画作りなどに携わってきました。でも、それと同時にもっと広域の戦略を担うチームが必要だと思っています。いわば"大きな知床"…知床への観光客の集中を分散する知床の範囲を広げる戦略作りです。
でも、この「広域での取り組み」というのは、ことのほか難しいのです。自治体はそれぞれの行政区域を基準にしますから、例えば知床に行くために降り立つ空港があるのは女満別町ですが、彼らが知床・斜里町の宣伝をすることはありえません。民間においても、ほとんどが自治体の下部組織的に観光協会などを作っているので、実は広域での情報発信はしにくい状況にあります。けれども、知床周辺を訪れるお客様は行政区分なんて関係ないですし、親切な情報発信というのはドライブルートに沿ったものであったり、目的別であったりするべきです。それを、このシーニックバイウェイを通してできればと思っています。
ここでは、行政にありがちな「何たら基本計画」みたいな冊子を作ることがゴールではありません。小さな活動団体に光をあて、地域に多様な価値を与えること、そしてそれぞれの小さな活動と国とが直接に手を組むことにより、さまざまなシナジー(相乗)効果を生むことを目指しています。実際に動くこと、しかも飽くまで市民活動団体が主役である点、継続的であるなどの点で下請け型の公共事業とは一線を画しています。
人のつながりから面を作るプロセスは、広域の観光戦略作りのとても重要なポイントです。
今後、ホームページを立ち上げ詳細の情報をお知らせする予定です。関心をお持ちの方、是非お気軽にお声かけください。
≪続きを隠す
›3 03, 2004
Posted by Tatsuya at
16:34 /
Category:
Business
,
Community
,
Eco-Eco
,
Education
,
Moblog
,
NPO
,
Nature
,
Organic
,
Personal
,
Public
,
Radio Kisar
,
Scenic Byway
,
Sipetru
,
Slow Life
,
World Heritage
/
0 Comments
/
0 TrackBack

›2 25, 2004
Posted by Tatsuya at
07:10 /
Category:
Business
,
Community
,
Eco-Eco
,
Education
,
Moblog
,
NPO
,
Nature
,
Organic
,
Personal
,
Public
,
Radio Kisar
,
Scenic Byway
,
Sipetru
,
Slow Life
,
World Heritage
/
2 Comments
/
1 TrackBack

›2 21, 2004
Posted by Tatsuya at
11:50 /
Category:
Business
,
Community
,
Eco-Eco
,
Education
,
Moblog
,
NPO
,
Nature
,
Organic
,
Personal
,
Public
,
Radio Kisar
,
Scenic Byway
,
Sipetru
,
Slow Life
,
World Heritage
/
0 Comments
/
2 TrackBack

›2 20, 2004
Posted by Tatsuya at
16:41 /
Category:
Business
,
Community
,
Eco-Eco
,
Education
,
Moblog
,
NPO
,
Nature
,
Organic
,
Personal
,
Public
,
Radio Kisar
,
Scenic Byway
,
Sipetru
,
Slow Life
,
World Heritage
/
0 Comments
/
0 TrackBack

Posted by Tatsuya at
14:53 /
Category:
Business
,
Community
,
Eco-Eco
,
Education
,
Moblog
,
NPO
,
Nature
,
Organic
,
Personal
,
Public
,
Radio Kisar
,
Scenic Byway
,
Sipetru
,
Slow Life
,
World Heritage
/
2 Comments
/
0 TrackBack

Posted by Tatsuya at
12:17 /
Category:
Business
,
Community
,
Eco-Eco
,
Education
,
Moblog
,
NPO
,
Nature
,
Organic
,
Personal
,
Public
,
Radio Kisar
,
Scenic Byway
,
Sipetru
,
Slow Life
,
World Heritage
/
0 Comments
/
0 TrackBack

›2 18, 2004
Posted by Tatsuya at
15:15 /
Category:
Business
,
Community
,
Eco-Eco
,
Education
,
Moblog
,
NPO
,
Nature
,
Organic
,
Personal
,
Public
,
Radio Kisar
,
Scenic Byway
,
Sipetru
,
Slow Life
,
World Heritage
/
0 Comments
/
0 TrackBack

›2 17, 2004
Posted by Tatsuya at
08:33 /
Category:
Business
,
Community
,
Eco-Eco
,
Education
,
Moblog
,
NPO
,
Nature
,
Organic
,
Personal
,
Public
,
Radio Kisar
,
Scenic Byway
,
Sipetru
,
Slow Life
,
World Heritage
/
1 Comments
/
0 TrackBack

›2 16, 2004
Posted by Tatsuya at
22:42 /
Category:
Business
,
Community
,
Eco-Eco
,
Education
,
Moblog
,
NPO
,
Nature
,
Organic
,
Personal
,
Public
,
Radio Kisar
,
Scenic Byway
,
Sipetru
,
Slow Life
,
World Heritage
/
0 Comments
/
0 TrackBack

›2 15, 2004
Posted by Tatsuya at
18:05 /
Category:
Business
,
Community
,
Eco-Eco
,
Education
,
Moblog
,
NPO
,
Nature
,
Organic
,
Personal
,
Public
,
Radio Kisar
,
Scenic Byway
,
Sipetru
,
Slow Life
,
World Heritage
/
0 Comments
/
0 TrackBack
