›6 12, 2011

ソーシャルビジネス

Posted by shinra at 15:52 / Category: Business / 0 Comments

 BSの「財部ビジネス研究所」で夏野剛取締役が「政治家はテレビでは勝手なキャラクターを付けられるが、実際にお会いすると魅力的な方ばかり。しかし、マスメディアはその方の話を1時間放送するわけにはいかないので、本当によい政策を持っていても国民に伝わらない。ニコニコ動画で政治家を扱う主旨は、それが政治家ご本人の政治的な意図だろうとなんだろうと関係なく、とにかく素晴らしいお人柄を知っていただきたいという思いがあります。」と仰っていました。
 今日は見られなかったのですが、岡田元監督や孫社長、apbankの小林さんなどと管首相の対談が放映されたようで、twitter上では管さんへの好意的なつぶやきが多く見られます。本当にそうかどうか、だまされてるか否か、なんてどうでもよくて、こういう柔らかい言葉、愛のある言霊がネット上に広がっていくのは素晴らしいなあと思います。
 これは自分にも言い聞かせますが、言いたいのはそのことではなく、ニコニコ動画の理念が、きちんとネットの中に浸透していっている様子を見るにつけ、サービスとして商品としてエクセレントだなあと思ったのです。ソーシャルビジネスです。

›3 26, 2010

4月から津軽海峡を越えます

Posted by shinra at 15:57 / Category: Business , Personal / 0 Comments

 我が藤崎財閥が立ち上げた(ウソ)
フジドリームエアラインズ-FDAが、北海道にも飛んでくることになりました(ホント)。実はいとこがパイロットで操縦しているのがちょっとした自慢でもあるのですが(これホント)、どうぞごひいきに!

ー以下メールから引用ー
「4月から津軽海峡を越えます」
新しい職場のFDAも4月から一日一往復千歳を飛ばすことになりました。地元の人もやれ本場のジンギスカンを食べたい、旭山動物園に行ってみたいと北海道に興味津々です。(もっとも私は35分しかいられませんが(泣)
懸案の運賃もみんなで知恵を出し合って静岡ー千歳で2万円を切ることができました。 他社の割引と違って空席があれば前日でも安く購入することができます。
詳しくはHPで・・・

http://www.fujidreamairlines.com/

›7 12, 2009

Hakubado Rokko

Posted by Tatsuya at 10:18 / Category: Business / 2 Comments

 AVNメンバーで、大切な友人のFINE GOOD ADVENTURE代表のあさやんが、六甲にお店をOPENするそうです。おじいさんが運営していたお店の復刻。お近くの方は是非お立ち寄り下さ〜い。みんなすごいなあ・・・
Hakubado Rokko

›1 07, 2007

世代とスタイル

Posted by Tatsuya at 14:49 / Category: Business / 5 Comments

 先に書いた「ニート」の話しに意外と反響があり驚いています。折しも新年から朝日新聞では僕が勝手に「ニート世代」とした層を「ロストジェネレーション〜失われた世代」として特集を組んでいます。「ニート世代」を捉える切り口はたくさんありそうです。

›2 02, 2006

商標マネジメントということ

Posted by Tatsuya at 21:45 / Category: Business / 8 Comments

 商標についてはいつか書こうと思っていたのですが、思いのほか先のエントリーにたくさんコメントをいただいたので、ちょっとまとめておこうと思います。コメントをいただいたみなさま、本当にありがとうございます。

›1 31, 2006

黒い飛行機

Posted by Tatsuya at 16:30 / Category: Business / 8 Comments

空港で見た。カッコいいかも…。
http://www.starflyer-info.jp/
久しぶりにコンセプトのはっきりとしたビジネスモデルにも好感。

›7 13, 2005

ページのリニューアル

Posted by Tatsuya at 11:07 / Category: Business / 3 Comments / 1 TrackBack

 Shinraのホームページを全面的にリニューアルしました。SIPETRUのページも加えています。多くをブログで構築しました。スタッフブログを中心に更新していきますので、こちらも是非ご覧ください。

›4 22, 2005

仕事も社員もいろいろだよ

Posted by Tatsuya at 22:13 / Category: Business / 2 Comments / 0 TrackBack

朝日新聞「フリーター今年度中に20万人減らせ 国が取り組み」

ウチにも今年新入社員が入ったけど…「社員」って何?

›3 24, 2005

人と自然と世界遺産

Posted by Tatsuya at 10:43 / Category: Business , Community , Education , Sipetru , World Heritage / 5 Comments / 0 TrackBack

 3月22日、アイヌアートプロジェクトの結城さんと、石井ポンペさんとでミーティング。その後、小野先生の講演も一緒に聴いた。

›2 24, 2005

釧路でシンポジウム

Posted by Tatsuya at 22:23 / Category: Business / 3 Comments / 0 TrackBack

 北海道釧路・根室両支庁と北海道アウトドア協会主催の「北海道アウトドア観光フォーラム」で、講演とパネラーをやってきた。テーマは「冬の体験観光を考える」。冬の観光を考えるのに、何も冬シーズン真っ盛りにやらなくても…とお断りしたのだが、阿寒ネイチャーセンターの安井さんから頼まれたこともあり、お引き受けした。NHKで放映されたそうだ。

›12 26, 2004

共鳴・共振

Posted by Tatsuya at 01:05 / Category: Business / 0 Comments / 0 TrackBack

 フリーカメラマンのARITOから久しぶりにメールが来た。今月発売の「湘南スタイル」の表紙を飾ることができたという。ARITOの初の大きな仕事だ。

›9 28, 2004

東オホーツクシーニックバイウェイ連携会議

Posted by Tatsuya at 16:35 / Category: Business , Community , Eco-Eco , NPO , Slow Life / 0 Comments / 0 TrackBack

 昨日、東オホーツクシーニックバイウェイ連携会議が知床周辺の7市町村で立ち上がった。これでようやく東オホーツク地域として正式にシーニックバイウェイにエントリーすることになる。いつもどちらかというと行政とけんかしている僕が、進んで行政の枠組みに入ることはないのだが、今回ばかりは全く逆だ。

›6 29, 2004

東京は暑い

Posted by Tatsuya at 12:51 / Category: Business / 0 Comments / 0 TrackBack

 RadioKisarの打ち合わせで上京。東京ってこんなに暑かったっけ?

›6 08, 2004

フィールドのグッズ

Posted by Tatsuya at 17:32 / Category: Business / 0 Comments / 0 TrackBack

 patagoniaからキャプリーンのソックスのサンプルが送られてきた。
 Shinraスタッフのpatagonia製品に対しての信頼はとても高い。特に人目に付かない下着や靴下を、わざわざ季節の変わり目にまとめて買いしている。「速乾素材なんてユニクロでも売ってんじゃん!」と言っても、たとえアウターを安物にしても体に触れる部分は妥協できないと言う。確かにこのキャプリーンは絶品だ。

›6 04, 2004

Radio Kisar

Posted by Tatsuya at 23:28 / Category: Business , Community , Eco-Eco , Sipetru , World Heritage / 0 Comments / 0 TrackBack

 "Kisar"というインターネット放送局を来月に立ち上げます。多くの方のご意見を伺いたいと思います。(→読売新聞に取り上げられました

›4 03, 2004

ラジオ局

Posted by Tatsuya at 21:45 / Category: Business / 0 Comments / 0 TrackBack

 今年の取り組みの大きなものの一つが、ラジオ局の設立だ。「はあ?ラジオ!?」と言われそうだが、Aloha Spiritならぬ「知床スピリット」を醸成するのが狙いだ。まだ、実体も何もないので非公開だったのだが、まずは予告まで。

›3 03, 2004

›2 25, 2004

›2 21, 2004

›2 20, 2004

›2 18, 2004

›2 17, 2004

›2 16, 2004

›2 15, 2004

›2 12, 2004

流氷ウォークの取材

Posted by Tatsuya at 13:48 / Category: Business / 0 Comments / 0 TrackBack
大阪朝日放送『おはよう朝日です』の取材。全日空がらみでの番組だ。リポーターとして、元近鉄バッファローズの栗橋茂さんがいらっしゃっていた。2月16日オンエアー予定とのこと。関西方面の方、是非。

›12 26, 2003

自然保護保全運動の世代交代と人材不足

Posted by Tatsuya at 01:17 / Category: Business , Community , Eco-Eco , NPO , Organic , Slow Life / 0 Comments / 0 TrackBack

 先日、エコロジーオンラインの代表上岡さんに会った。環境NPO系で彼ほどセンスがありスマートな人に会ったことがない。同世代の彼は栃木県の佐野市で暮らし、時折東京に出てきて打ち合わせをこなすという、僕と近いライフスタイルにまず共感を覚え、さらに同世代でありながらひょうひょうと多くの難題に取り組んでいる姿に刺激を受けた。

›10 21, 2003

鍵取り

Posted by Tatsuya at 02:05 / Category: Business , Community , Organic , Slow Life / 0 Comments / 0 TrackBack

 6歳になる息子の同級生のオジイちゃんが、網走の港でせりを取り仕切る「鍵取り」という仕事を引退するそうだ。

›10 04, 2003

ALOHA SPIRIT

Posted by Tatsuya at 00:30 / Category: Business , Community , Sipetru / 0 Comments / 1 TrackBack

 「アロハ」という言葉を知らない人はいないだろう。「こんにちは」とか「さようなら」という意味だと思っている人が多いが、ハワイの先住民族の言葉で"Alo"は「〜の傍らに」みたいな意味、そして"Ha"は「息」という意味だそうだ。「あなたの息遣いを感じます」という直訳だが、本来の意味はもっと深いところにある。

›9 18, 2003

人と自然のスピリットがクロスオーバーする場所

Posted by Tatsuya at 00:11 / Category: Business , Eco-Eco , Sipetru / 0 Comments / 0 TrackBack

 はじめに言っておこう。僕は強硬な自然保護論者でもなければ、開発支持者でもない。ヒッピーな活動家でもなければ、学術的な研究者でもない。社会人としてサスティナブルディベロップメント(持続的な経済発展)を考えているだけだ。
 そこに必要な哲学は、自然のスピリットとの交感を大切にしようとする先住民族の知恵の中にあるというのが僕の考えだ。いや、先住民族というか、そういった人間臭く、それでいて自然の魑魅魍魎(ちみもうりょう)と共にいようとする覚悟とノウハウが残っているのは、もう先住民族のコミュニティだけなのではないかと思っているのだ。科学的ではないかもしれないけれど、連綿と続く人々の営みの中に、ごくごく普通で、曖昧で、それ故に普遍的な生活様式やシステムを見出せるのではないかと考えているのだ。もちろん、先住民族が彼らのアイデンティティのままに暮らしていたときとは、地球上の人口や自然の状態、資源量などが大きく違っているかもしれない。でも、敢えてこういった世界観と経済の融合というテーマに取り組んでみたい。それはある意味絶望的かもしれない。だけど、僕は厳しければ厳しいほどチャレンジ意欲がわいてくる性質なのだ。

›9 13, 2003

エコツーリズムの課題

Posted by Tatsuya at 23:16 / Category: Business , Community , Eco-Eco , NPO , Organic , Sipetru , Slow Life / 0 Comments / 0 TrackBack

 今年の春に講師に招かれた青森県鰺ヶ沢町でのレポートの公開です(Word/38k)。現地の方々が案内するエコツアーに参加し久々にお客様の立場でツアーを見ていると、エコツーリズムのさまざまな課題が垣間見られました。なお、Creative Commonsよろしくね。

›9 08, 2003

エコツーリズム

Posted by Tatsuya at 00:02 / Category: Business , Community , Eco-Eco , Slow Life / 0 Comments / 0 TrackBack

 僕たちはよく「エコツアーのガイドをしています」という言い方をしているが、実はこの「エコツアー」という言葉をあまり使いたくないのだ。そもそも人間が自然の中に入っているのに「エコ」というのもおかしいし、何よりこの「エコ」という言葉に、相手の考える隙を与えない不思議な力を感じるからだ。僕は、そういう力がちょっと気持ち悪い。

›3 14, 2001

北海道的おもてなし

Posted by Tatsuya at 23:46 / Category: Business / 0 Comments

僕は北海道のもてなしの原点は「あったまっていきなさい」という精神にあると思っている。北海道の厳しさを身にしみて感じ、“あったまった”時の心の平穏をよく知っている北海道人の最上級のもてなしの言葉だ。その家々の漬物やイズシを一口二口頂きながら、お茶をすするだけ。どうってことない会話をして、サクッとおいとまする。暖かい空気と雰囲気をひととき共有する。これが北海道のおもてなしだ。

でも、こんな精神をきちんとカタチにできている北海道企業はどれだけあるだろうか?僕の中での、北海道No1企業は「六花亭」である。六花亭のホワイトチョコレートも『白い恋人』も、どちらも北海道を代表するお菓子だけれども、六花亭のステイタスの方が断然高いのは何でなんだろう・・・。先日、仕事で行った然別湖からの帰り道、帯広の六花亭本店に寄ってみた。そのワケはお店に入れば一目瞭然。いわゆる「企業文化」ってやつの違いだろう。ミズナラ(?)のむくの板で作られた自動ドアを入ると、「あったまっていきなさい」の雰囲気が店中にあふれていた。奥には自由に飲めるコーヒーが用意してあり(もちろん美味しい)、それをすすりながらしばらく店員さん達の動きに見惚れてしまった。むちゃくちゃ忙しいにもかかわらず、清潔感、正確性、コミュニケーション、アイコンタクト・・・どれをとってもこれほど素晴らしい店員の動きを僕は見たことがない。わざとらしくなく、マニュアル的でもない、それでいてプロとしての安定感を感じさせる仕事ぶりは、是非北海道中の旅行業の人たちに見てもらいたいと思った。本州から来た人も、道内の人も、これがまさしく「北海道のおもてなしだ」と誰もが認めるだろう。マルセイバターサンドが美味しい!というのとは違った視点で、ぜひ帯広の本店に立ち寄ってみていただきたい。

僕は六花亭の企業文化というものを確かめたくて、実際に六花亭の伊藤さんという専務付きの秘書っぽい人(なんだそりゃ)に話を伺うチャンスを頂いた。予想はやはりあたっていた。というのも、六花亭の“あの”雰囲気作りに何か特別な教育をしているか?と聞いてみたところ、予想通り応えはノー。強いて言えば、先輩から代々引き継いでいるものだといっていた。アメリカのディズニーやマリオット、L.L.Beanといったエクセレントカンパニーにも共通した企業内の文化、マニュアル以外の個人的な努力だ。素晴らしい。

北海道に暮らしている人が、人間らしく人と接した時、それは自然と北海道的なおもてなしになるのだろう。六花亭は「北海道らしさ」ということを意識しているか、という問いに対して特別意識しているわけではない、と仰っていた。北海道のホテルや旅館のおもてなしがどこへ行っても画一的で、しかも変に都会的か、わざとらしい北海道らしさの演出になってしまうのは、見ていて痛々しい。「お客さまの満足」を「お客さまへの迎合」と履き違えている企業のいかに多いことか。僕達旅行業のサービスは「イエスマン」であることが基本だ。でも例えば、雨が降ったから室内のプログラムに切り替える、というのでは雨の日の美しさを感じてもらうことができない。それは、お客さまにとってむしろ不幸なことである。商売として、マニュアルとして「雨の日もきれいですよ」とお薦めするのではなく、本当に感動して「きれいですよ」と真心からお薦めできるサービスを育てたい。そしてその精神は北海道中の観光施設に、持ってもらいたい。今度、六花亭の人を呼んでシンポジウムでも開こうかな

›8 10, 2000

カマキリ

Posted by Tatsuya at 23:55 / Category: Business / 0 Comments

先日、学生時代の友人からメールが届いた。製薬会社で働いている彼は、横浜勤務から盛岡勤務を会社から告げられたそうだ。盛岡といえば「わんこそば、肉もうまかったなあ、そうそう八幡平は素晴らしいところだよな…」などと下世話なことを考え、思わず「よかったねぇ」なんて口走った後、すぐに言わなければ良かったと後悔した。旅行に行くのとは違うんだもんなア。
つくづく自分達は好き勝手に生きているような気がした。自分のすみたいところを自分で決めて、好んでここに暮らしている。僕らのように自分の住みかを自分で決めている人って世の中に意外と少ないんだろうなあ。もっとも、僕の場合どこに転勤を命ぜられても、ウキウキしながら赴くだろうが…。そんなバカみたいな単純な脳が、しばしば人を傷つけてしまう。ゴメンネ敏史。反省。

以前、単身赴任を命ぜられて、会社を訴えた人がいたという話を聞いたことがある。彼は長い単身赴任から帰ってくると、小さかった子供がすっかり大きくなっていて、寂しいことにすでに一人暮らしをはじめていたそうだ(詳細はよく知らない)。そんなことは転勤する前から予想できただろうに、浦島太郎が竜宮城から帰ってきてはじめて現実を突きつけられたように、彼は長い単身赴任の時間をとても空虚なもののように感じたのだろう。でも、もし仮に彼に取締役の座が用意されていたとしたら、彼は訴訟など起こしただろうか。「現実」なんていくらでも歪められてしまう。

生活とビジネスはもっと近付けないものだろうか。
僕はビジネスの世界が男社会なのはあたりまえだと思っている。種をつけて用のなくなったオスが勝手に自分達の存在意義を誇示する場として、ビジネスというものを作り上げたと思っているからだ。そうそう、ちょうど交尾の後メスに食べられてしまうはずの雄カマキリがムキになっているのだ。そういう僕も逃げ延びたカマキリのようにムキになって働くのが好きなクチだけれども…。
大昔、妻子のために狩猟に出かけていた頃の男の役割の延長で考えると、ビジネスは本来、子孫を残すための手段であるはずだ。しかし、いつしかビジネスそのものが価値を持ってしまった。子供の頃「昔のお金は金(きん)と引き換えることによって価値があった」と教わったとき、とても興奮したのを覚えている。じゃあ今のお金は何なんだ…?誰が価値というものを決めているんだ?

全てがバーチャルなカマキリ社会をもう少し実態あるものに引き戻してくれるのが、インターネットだと思っている。バーチャルな部分を本当にバーチャルにしてしまえば、例えば美味しいパンを焼いて売るという本質的な経済が輝きを取り戻さないだろうか。そんな考え方はあまりに単純で短絡的すぎるって?仕方ないよ、カマキリだもん。

›6 07, 2000

エコマネー

Posted by Tatsuya at 00:01 / Category: Business , NPO / 0 Comments

NPO関係の付き合いが多い中、「エコマネー」「地域通貨」というものに関わることが多くなってきた。個人的には疑問だ。というか、少なくとも僕の町には必要無いだろう。
僕はイナカの人と人との繋がりが好きだ。そこには損得関係が存在しない。「お互いさま」という思いが根底にある。自分ができることを提供して、できないことを提供してもらう。ちなみに僕は自転車の修理や、インターネットへの接続の設定、山菜採り、ソフトボール大会での4番バッター…を提供(?)して、漁師さんから魚をもらったり、ビールをご馳走になったりしている。カミさんはパンの焼き方を教えてあげたり、子供達を集めてヨモギ団子を作ったりしてあげて、バアちゃんが作ったという漬物をもらったりしている。除雪や階段の掃除は皆が空いている時間にそれぞれ勝手にやっている…。もちろん誰もビールや漬物みたいな見返りを期待してやっているわけではない。「お互いさま」なのだ。
それだけのことだ。
この知床の漁師まちに「エコマネー」なんて必要ない。

しかし、「地域の人たちの交流を促進する」エコマネーの哲学は、都市部での生活者にこそ必要だろう。コミュニティを再構築することは、都会には絶対に必要だ。
僕も東京育ちの人間だ。不必要に思われる人間関係を極力避けていくことが身についた。そうしないと、1日何千人の人とすれ違う東京では神経がもたないだろう。でも、そのことによって色々な弊害が生まれているように思う。
ここ、知床の町では子供達の運動会、結婚式、葬式、お祭り…全てが大人達の手作り、まち総出のイベントだ。面倒くさいのは変わらないが、そんなときぐらい全員が顔を合わせる。酒を飲みながら語り合う。普段の誤解が晴れる。
東京では「アイツ何やってる人なんだろう」と、いちいち詮索するのは野暮というものだ。問題のある家庭に「君の家、大丈夫?」なんて、東京では「ほっといてくれ!!」ってもんだろう。でも、イナカでは「何をやっているのかわからない人」は存在しない。ある家庭の問題は、みんなの問題だ。子供が悪いことをすればみんなが叱る。ドロップアウトしそうな子をみんなで支える。登校拒否の子が、ウチの2才児と一緒に遊んでくれる。「良い」「悪い」の判断を大人も子供も試されるのである。
日本に昔からあった風景なのだろう。何の違和感もなく受け入れられる。
何故こんな風景が日本から無くなってしまったのだろう。僕にはよくわからないが一つだけ言えることは、この知床の町の大人達は地域のために本当によく頑張っているということだ。
ウトロの人口は1500人足らずだが、そのコミュニティをみんなで保っていくには本当にパワーがいる。個人的には仕事と同じぐらいのパワーを使っている感じがする。そういった意味では東京でコミュニティを再構築するのは、大変な努力が必要だろう。そう、東京の大人達はもっと頑張らなければならない。

そんな意味で「エコマネー」「地域通貨」は都会では有益だろう。コミュニティ作りの「大変さ」が「お金」に転嫁されるから楽しい。大人も子供も関係ない。行政が主導になってでもやれば良いと思う。何よりも通貨の流通量がイナカのそれとは違って格段に多い。上手くやれば絶対に根付くだろう。

イナカの良さが「エコマネー」「地域通貨」によって無くならなければ良いなあと思うのと、都会が「エコマネー」「地域通貨」によってイナカの良いところを取り戻せば良いなあと、同時に願う今日この頃。