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›3 02, 2009
漠然のチカラ
Category:
Scenic Byway
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先週末はシーニックバイウェイの年に1回の報告会。東オホーツクシーニックバイウェイフォーラムという、お題は硬いが、活動に参加している地域の小さな活動団体の小さく地味ながらも骨太の活動に触れられる、毎年楽しみな集まりです。
毎年、15ぐらいの活動団体が5分リレーで次々と活動報告をする方式をとっていますが、これがとても面白いのです。講演なんて30分も聴いていると飽きてもくるのですが、さまざまなテーマがテンポよく話されると、1時間なんてあっという間に過ぎ去ってしまいます。そして、なもない小さな団体の地道な活動を寄せ集めていくと、何となくおぼろげな全体像が浮かび上がってくるように思えるのは僕だけなのでしょうか?
シーニックの活動で悩んでいるのは、40以上ある団体の横のつながりを作ること。これは口で言うのは易しですが、実際にはメールがない団体さんもいるし、FAXすらおぼつかないご年配ばかりの団体もあります。しかも、一つ一つの活動は、例えば「道路脇の植栽を、苗ではなく種からできないかの実験」とか「エキノコッックス根絶のために、キタキツネに虫下しのソーセージを撒き続けている」といった、それ自体が地味で、正直言って興味がわかずに、お互いが関わりを作っていけない、という状況なのです。
行政主導の活動であれば、それらを一堂に会してわざとらしい会議をしたり、ワークショップを開いたりして、何となく横のつながりを作ったような気になり、それでお茶を濁すという場合が多いですが、民間同士の集まりではそうした集まりのための集まりみたいなことはしません。せめて会合のミッションやゴールを示すことはするかもしれませんが、まち作りには一朝一夕のゴールなんてないということを既に構成する団体のみんなが共有しているので、東オホーツクシーニックバイウェイでは、そうしたわかりやすい落としどころは作らないようにしているのです。
このやり方が定着するまでに随分と時間を費やしましたが、3年もやっているとそこらへんがこなれてきて、参加者は短いリレー講演を聴き、ぼんやりとした全体像を敢えて曖昧に捉え、一人一人の解釈と解釈が化学反応をおこし、新しいアイデアや活動が生まれてきます。東オホーツクシーニックバイウェイの凄いところです。
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