昨日、峠を挟んだ隣町、羅臼漁協の千綾さんから電話があった。
「最近、ラウスにマッコウクジラの群が来ているんですよ。見に来ませんか?」
「マ、マッコウクジラですか!?もちろん行きますよ!!!」
と、子供たちを連れてラウスに出かける。
以前、波乗りをしていたときに、沖に大きな材木が漂っていて「あ〜あんな漂流物の回収は大変だな〜」なんて思ってみていたが、今日それがマッコウクジラだったことを改めて知る。

マッコウクジラは歯クジラの中で最大級の大きさを誇る。今日見たクジラたちも優に10mを越える大きなものばかりだった。乱獲で一時減ったものの絶滅危惧種には指定されていない、比較的たくさんいるクジラだ。しかし、深さ1000m以上もの深海へも潜る彼らをゆっくりと観察できる機会はそうそうない。そんな彼らだが、今年はのんびりと群がラウスの沖で過ごしていて、クルーザーからも手に取るように彼らの息づかいを感じられる。ラッキーな夏なのだ。
彼らは、深海でイカなどを追うため、このように水上に上がってきては、しばらく休む。数10回呼吸をしたら再び潜行を始めるのだが、このホエールウォッチングではその休憩時間にお邪魔するというもの。息子たちも大興奮だった。
知床海岸の断崖絶壁を巡るウトロのクルーザーも圧巻の景色を楽しめるが、ラウスは春から秋はイルカやクジラ、冬はワシ、そして春先はヒグマと1年を通して「野生動物に出会える」クルージングが楽しめる。ウトロの喧噪とは違って、知床らしい雰囲気が残っている街でもありますので、知床にいらっしゃった方は是非足を伸ばしてみてください。
ちなみに、マッコウクジラの季節は長くても9月中旬ぐらいまで。特に今年は群が多いということで、こちらへの予定が既に決まっている方はチャレンジの価値アリですよ。興味のある方はShinraまでお問い合わせください。
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