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| シレトコ先住民族エコツーリズム研究会 »
›6 23, 2005
雷と雨
ウタリ協会斜里支部長の梅沢さんが静かに発言し始めたとき、突然、雷が鳴り土砂降りの雨が降り始めた。アイヌ民族の間で雷は「カムイフム=神の音」、シャーマンに聞いた話によると、このように議論のときに鳴るのは「そ〜れ、お前たち、しっかり議論しろ!」という神様の号令だそうだ。雨も神様が歓迎している証拠らしい。梅沢さんの口調はいつも力強く惚れ惚れとするのだが、今日は一段とかっこよかったな〜
→読売新聞の記事
僕たちは4月にシレトコ先住民族エコツーリズム研究会というものを立ち上げた。小さなアイヌのグループでもできないし、大きすぎる団体でもできないことを、地元のアイヌの有志が中心にできるように作った新しい枠組みがこの研究会だ。今日は環境省の知床エコツーリズム推進協議会の会議の場で、ウタリ協会の地元代表として参加している斜里支部長の梅沢さんと羅臼支部長の大木さんから、趣旨説明と知床のエコツーリズム推進に当たってのアイヌ文化の重要性を発表していただく日だったので、そのために資料を作ったり、環境省や座長に事前に調整をして臨んだ。
会議の終盤、梅沢さんにマイクが渡り、静かに話し始めると同時に雷が鳴りはじめ、大粒の雨が降り始めた。西原君と「ああ、カムイが来てくれているね〜」と話し、梅沢さんの発言に聞き入る。カムイの反応で僕たちも一安心。そして、まったりとした会議の中でとても神聖でしまった瞬間だった。外の雨の音を聞きながら涙が出てきた。
会議の後、僕は別件で多くの人を相手に一人で話をしていた。「お前が上級官庁に意見をしたせいで、みんなが迷惑をこうむる…」と。全て真意を説明し納得してもらうが、とても情けない気持ちでいっぱいだ。そんな気持ちで家でビールを飲んでいると、梅沢さんから電話が来た。
「あんな大勢のなかで、アイヌのことについて正々堂々と話せたのは、藤崎君のおかげだよ。ま、昔からよく言うじゃないか『出る杭は打たれる』って。藤崎君もさ、これからもいろいろあると思うけど(笑)、でもさあ、気にせずやろうよ!うん、やりましょうよ!!」久々に腹のすわったかっこいい大人を見たような気がした。
雷と雨の話しも梅沢さんにした。梅沢さんもビックリしたといっていた。「いやあ、カムイが来たって、年寄りのアイヌなら言ったよね!」 何だか凹んだ気持ちが、とっても豊かに満たされた気がした。
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藤崎様
こんにちは、ニュージーランドのRyuです。
なぜか貴ブログのコメント欄とは相性が悪いようで、うまく書き込
めないのですが、「雷と雨」で元気のおすそ分けをしていただいた
気分です。
感謝感謝。
良い表現ですねぇ、「カムイが来た」って。
でも、海でお客様をお連れしているときは、あまり来て頂きたくな
いですが(笑)
投稿者 Ryu : 2005年06月24日 12:23
こんにちは。京都のnyukaです。はじめてコメントさせていただきます。
カムイフムのお話、いい話ですね。雷雨の音にカムイの姿をみる心、みえないものをみる心に、おもわず憧れのまなざしを向けてしまいます。。。
投稿者 nyuka : 2005年06月29日 09:27
nyuka さま
コメントありがとうございます!
結城さんは「おっ、アイヌラックル!」と言っていました。
アイヌラックルは確か雷によって生まれた、人間の祖先と言われている神様です。
いや〜、不思議な話ですが、先住民族系の打ち合わせをするときなどに、何度か大きな雷にあうことがありました。それに意味を感じるか感じないか…それはその人の自由ですが、何というか、そこに意味を見出すことによって、人生の豊かさがグ〜ンとアップしますよね〜
投稿者 藤崎です : 2005年06月29日 10:52
コメントしてください
藤崎様
こんにちは、ニュージーランドのRyuです。
なぜか貴ブログのコメント欄とは相性が悪いようで、うまく書き込
めないのですが、「雷と雨」で元気のおすそ分けをしていただいた
気分です。
感謝感謝。
良い表現ですねぇ、「カムイが来た」って。
でも、海でお客様をお連れしているときは、あまり来て頂きたくな
いですが(笑)
投稿者 Ryu : 2005年06月24日 12:23