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›10 17, 2003
世界遺産政府決定を受けてのコメント
知床は世界に誇る自然であり、世界遺産として推薦されることに全く異論はありません。そういった知床の価値を政府が確認したという点に関しては多いに歓迎したいと思います。
ただ、本来自然を取り巻く諸活動を地道に中心的に行っているのは現地の人々であり、本来政治とは無関係なものです。世界遺産の登録に向けてのプロセスとはいえ、政治的な決定が先行していることについて地域の人々の疎外感は否めません。今後政府においてはトップダウンではなく地域との協力体制をとり「地域とともに作り上げる世界遺産」を目指していただきたいと思います。
NPO SHINRAは単なるプログラムとしてではなく、自然豊かな知床にマッチした「おもてなし」としてウトロ地域に定着することを目指して、ネイチャープログラムやエコツアーを実施してきました。また、自然ばかりではなく時にはそれ以上の地元の諸問題を共有することにもう一方の足を置き、知床の自然環境をも内包した地域文化のかけがえのなさを提言しつづけてきました。このことは世界遺産如何に関わらず、今後も地道に続けていこうと思います。
地域の人たちが肩身の狭い思いをするのではなく、堂々と胸を張って、ビジターに対応をしていく知床の姿を目指したいと思います。そのためには、地域の人たちが本当に意味のある形で管理体制に参画できる枠組を作る必要があります。最近はウトロ地域のさまざまな動きに、環境省の東北海道地区自然保護事務所をはじめとして、地域を支える積極的な姿勢を感じております。さらなる協働により、人と自然とが活き活きと共存する体制作りに、政府も後方支援いただきたいと思います。
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» 知床は世界自然遺産になれるか from 雑記帳
世界自然遺産の候補地に知床を推薦へ…国内3か所目 環境省と林野庁は16日、新しい「世界自然遺産」の候補地に知床(北海道)を推薦すると発表した。日本からの推薦は、1993年に登録された白神山地(青森、秋田県)と屋久島(鹿児島県)以来となる。 私の出身は... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2003年10月17日 13:07
コメント
おや?これはこれはちひろくん?って名前を明かしたらマズイのかな(笑)ご無沙汰しております。コメントありがとうございます。
世界遺産に関してはちょっと政治的過ぎて、僕たちには手に負えません。それでも前回と大きく違うのは、環境省の地域に対する真剣な姿勢です。これはひいきめなしにして評価に値するものですよ。民間・行政双方少しずつ前進しています。またご意見を伺えたらと思います。
投稿者 藤崎達也 : 2003年10月30日 10:44
昨日(27日)たまたまTVで斜里町で開催された世界遺産の検討会について見たのですが、来年2月にもう管理計画を策定するとのことに仰天しました。これは、以前行われた国立公園の利用に関する検討会よりもずっと性急です。
こんな風に速いスピードで今後も展開していくのでしょうか。気になるところです。
投稿者 時々知床で働く男 : 2003年10月28日 23:24