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2007年04月25日

本当のオシンコシン

知床八景の1つにも数えられる「オシンコシンの滝」。知床に観光に来る方のほぼ全員が訪れる場所ではないでしょうか?知床五湖などと違って、ウトロに来る途中の道すがら、ほとんど歩かずに見ることができるというのが人気の理由だと思います。

でも、「オシンコシン」って何なのでしょう?オシンコシンの滝の説明板を読むと、「アイヌ語でエゾマツの生えるところという意味。昔はチャラセナイと言われていた。」とされています。でも、周りを探しても一向にエゾマツはありません。そこで、色々と調べてみましたら、何と、オシンコシンは場所が違っていたことが分かりました。

 

上記の明治30年の地図と現在の地図を見比べてみますと、現在のオシンコシン岬(旧名ヨコウシ)のウトロ寄りの沢に「オシュンクワシ」という地名が書かれております。オシュンクワシはオシュンクウシの誤記だと思いますが、実際に行ってみるとちゃんとエゾマツが生えているんですよ。アイヌ民族はちゃんと自然を観察して、それを正しく伝える地名を残していたんですね。

ちなみに、チャラッセナイとは、「水がザーザーと音をたてながら流れる(チャラッセ)・沢(ナイ)」という意味ですから、あの滝にはピッタリの地名ですね。(西原)

投稿者 shinra : 2007年04月25日 18:15

コメント

久しぶりにHPにお邪魔しました。
シレトコの意味やオシンコシンと思っていた滝がチャラッセ・ナイと知って、なるほどぉとうなずいています。そして、また出かけて行きたい気持ちが強まっています・・・。

投稿者 kaorun : 2007年05月04日 23:58

kaorun様
コメントありがとうございます。
地名は調べてみると面白いことがいっぱい分かります。実はウトロの近くに「プクシャ・ウシ(ギョウジャニンニク・たくさん生える場所)」という地名があると、古い文献にあるのですが、残念ながら場所が特定できません。見つかるといいなぁ。

投稿者 Shinra西原 : 2007年05月08日 15:14

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